ルートを外れたらアラームを鳴らす(ルート離脱アラーム)

山旅ロガーGOLDの4.26以上では,事前に登録しておいたルートから外れたときにアラームを鳴らすことができます. (ルート離脱アラーム)
Android Wearスマートウォッチでの通知Sony SmartWatchでの通知Taskerイベントの発火 にも対応しています.

※なお,目的地に着いたときにアラームを鳴らしたい場合は,到着アラーム機能をご利用ください.
場所に着いた時にアラームを鳴らす

ルートを登録する

最新の地図ロイド(v10.7以上)でそのルートを地図上に表示して,稲妻ボタンの画面から設定します.
「起動時にロードする」をオンにして,「離脱アラーム」をオンにしてください.2本以上のルートに設定しても構いません.

地図ロイドでの設定はこれで完成です.残りは山旅ロガーで詳しく設定します.

山旅ロガーGOLDを起動すると,メイン画面にルート離脱アラームの設定内容が表示されます.


この表示されている部分を押すと,ルート離脱アラームの設定画面が出ます.


項目 説明

トラックログの名前 アラームが登録されているトラックログの名前を表示します.
離脱とみなす距離(m) トラックログからの距離が,設定したメートルより離れたら,アラームを鳴らします. デフォルトは50mです.
2本以上のトラックログを設定した場合は,全てのトラックログからそのメートルを離れたときに,アラームを鳴らします.
データをクリアする 離脱アラームへのトラックログ登録をクリアします.
アラーム再始動までの時間(秒) 鳴ったアラームを停止したときに,次回鳴るまでの時間.デフォルトは60秒で,鳴ったルート離脱アラームを停止すると,ルートから外れていても60秒経過するまでは次のアラームが鳴りません.
  音を鳴らす
ルートからの離脱時に音を鳴らす場合はオンにして下さい.音を選ぶための画面が表示されます
  言葉をしゃべる
ルートからの離脱時に言葉をしゃべる場合はオンにして下さい.ただしTTS機能のアプリをインストールしていなければ, 声は出ません
  バイブの設定
ルートからの離脱時にバイブを鳴らすかどうか,鳴らすバイブパターンを選択して下さい
  アラームのテスト
設定した音とバイブを実行します.もう一度タップすると停止します
また,シェイクでの停止を設定している場合は,設定されたシェイクでも停止します
  アラーム鳴動時間
アラームを鳴らし続ける時間.ここで設定した時間が過ぎると自動的にアラームは止まります
  シェイクで停止する
停止に必要なシェイク強度
必要なシェイク回数
鳴り始めたアラームを,端末を振ることで止めるための設定です.加速度センサーを使って検知します.
端末をポケットに入れている場合の振動でも,シェイクされたことになってしまいますので, 誤作動に注意して設定してください.

「アラームのテスト」を押すと実際に発動しますので,確認して下さい.特に音量には注意してボリュームも調整して下さい.小さいと,移動中に全然聞こえない可能性があります.

シェイクで停止する設定を使う場合は,シェイクの効き具合を確認してください.

しゃべる言葉について

言葉をしゃべる場合は,TTS機能のアプリをインストールして,読み上げ出力でそれを使うように設定してください. 「android TTS 日本語」で検索すれば見つかると思います.
私は,たまたま見つかったN2 TTSを使っています.(無料) しゃべる言葉は,「ルートから離脱しました」です.

測定開始

山旅ロガーの測定を開始してください.

アラームの発動

山旅ロガーで測位した場所が,ルート離脱の条件を満たしたら,アラームが発動します.
先ほど設定した音,バイブが鳴り,通知バーに通知が出ます.

アラームの停止

シェイクでの停止を設定している場合は,設定された強度と回数で端末を振ると止まります.

地図ロイドから停止するには,画面に表示されている「アラームを停止する」ボタンを押して下さい.


山旅ロガーから停止するには,山旅ロガーの画面の「アラームを停止する」ボタンを押して下さい.


停止すると,そのあと60秒間はルート離脱アラームは鳴らなくなります.
60秒後にまたルートから外れていた場合は,再度アラームが鳴ります.
(この60秒というのは,設定で変更できます)