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場所に着いた時にアラームを鳴らす

山旅ロガーGOLDの4.13以上では,事前に登録しておいた場所に到着したときにアラームを鳴らすことができます. (到着アラーム)
Android Wearスマートウォッチでの通知Sony SmartWatchでの通知Taskerイベントの発火 にも対応しています.

曲がらなければならない分岐を忘れないようにする,などの用途があると思います.

※なお,道の間違いを知らせる目的でしたら,山旅ロガーGOLDのバージョン4.26以上では, ルート離脱アラームに対応しています.そちらの方が便利かも知れません.
ルートを外れたらアラームを鳴らす(ルート離脱アラーム)

到着アラームの目的地を登録する

地図ロイドから行います.双子山がブックマークに登録されていますが,ここでアラームを鳴らしたいとします.
(ブックマークへの登録のしかたは,地図ロイドの説明を見て下さい.MENU-ブックマーク から登録するか,(i)ボタンから登録できます)

「双子山まで~」と表示されている青いボタンを押すか,MENU-ブックマークを押して,

双子山の行で到着アラームのオン/オフボタンを押してください.


すると,設定されます.

下の「到着アラーム編集」ボタンを押すと,
全ての到着アラームを表示して詳しい設定ができます.


まとめて登録したい場合は,ブックマーク一覧画面から,グループ内のポイントを到着アラームに一括登録,解除することができます.

登録した到着アラーム目的地の確認

この内容は,山旅ロガーGOLDのメイン画面で確認できます. 「到着アラーム」として,出ています.

また,この到着アラームを表示している部分を押すと,到着アラームの設定画面が出ますので, そこで一番上の「到着目的地の一覧」をタップして,

距離,サウンド,言葉をポイントごとに設定したり,アラームから解除することができます.

音,バイブの設定

到着アラームの設定画面で,アラームとして鳴らす音,バイブの設定を行います.
山旅ロガーGOLDを起動して,メニュー - 設定 - 到着アラーム から行います.
(メイン画面から,到着アラームを表示している部分をタップしても良いです)

到着アラームの設定

項目 説明

到着目的地の一覧 アラームが登録されている目的地の一覧を表示します. 距離,サウンド,言葉をポイントごとに設定したり,アラームから解除することができます.
  到着とみなす距離(m) 目的地との距離が設定したメートルより近づいたら,アラームを鳴らします.デフォルトは30mです.
徒歩の場合はこれで妥当だと思いますが,自転車や自動車など移動が高速な場合や,測定間隔が非常に長い場合は,大きめにすることをお勧めします.通り過ぎてしまう可能性があります.
  音を鳴らす
到着時に音を鳴らす場合はオンにして下さい.音を選ぶための画面が表示されます
  言葉をしゃべる
到着時に言葉をしゃべる場合はオンにして下さい.ただしTTS機能のアプリをインストール,設定していなければ, 声は出ません.(山旅ロガーGOLDバージョン4.26以上で対応)
  バイブの設定
到着時にバイブを鳴らすかどうか,鳴らすバイブパターンを選択して下さい
  アラームのテスト
設定した音とバイブを実行します.もう一度タップすると停止します
また,シェイクでの停止を設定している場合は,設定されたシェイクでも停止します
  アラーム鳴動時間
アラームを鳴らし続ける時間.ここで設定した時間が過ぎると自動的にアラームは止まります
  シェイクで停止する
停止に必要なシェイク強度
必要なシェイク回数
鳴り始めたアラームを,端末を振ることで止めるための設定です.加速度センサーを使って検知します.
端末をポケットに入れている場合の振動でも,シェイクされたことになってしまいますので, 誤作動に注意して設定してください.
(山旅ロガーGOLDバージョン4.26以上で対応)

「アラームのテスト」を押すと実際に発動しますので,確認して下さい.特に音量には注意してボリュームも調整して下さい.小さいと,移動中に全然聞こえない可能性があります.

シェイクで停止する設定を使う場合は,シェイクの効き具合を確認してください.

もし距離,サウンドをポイントごとに設定した場合は,ここの設定よりポイントごとの設定が優先されます.

しゃべる言葉について

言葉をしゃべる場合は,TTS機能のアプリをインストールして,読み上げ出力でそれを使うように設定してください. 「android TTS 日本語」で検索すれば見つかると思います.
私は,たまたま見つかったN2 TTSを使っています.(無料) しゃべる言葉は,目的地の名前を連呼します.
もし到着目的地の一覧の画面で個別に設定した場合は,その内容をしゃべります.

到着とみなす距離の設定

徒歩の場合は,デフォルトの30mのままで問題ないと思います.

しかし自転車や自動車など,高速な場合や,測定間隔を非常に長く設定している場合は,大きくしないと通り過ぎてしまう可能性があります.
具体的には言えないのですが,大きめの値にされるのが良いと思います.

到着の判定は,次の条件で行っています.
  • 求まった位置と目的地の距離が,ここで設定された距離以下である
  • または,求まった位置と前回の位置を結ぶ中間点と目的地の距離が,ここで設定された距離以下である

測定開始

山旅ロガーの測定を開始してください.

アラームの発動

山旅ロガーで測位した場所が到着の条件を満たしたら,アラームが発動します.
先ほど設定した音,バイブが鳴り,通知バーに通知が出ます.


アラームの停止

シェイクでの停止を設定している場合は,設定された強度と回数で端末を振ると止まります.

地図ロイドから停止するには,画面に表示されている「アラームを停止する」ボタンを押して下さい.


山旅ロガーから停止するには,山旅ロガーの画面の「アラームを停止する」ボタンを押して下さい.


長峰山では「→17m」ということでこの場所から17mの距離まで近づいており,それはアラーム判定の基準(30m)より小さいため,アラームが鳴っているということになります.

一度アラームを鳴らした目的地は,その測定ではもうアラームが鳴らなくなります.
測定を終了すると,次回の測定ではまた鳴るようになります.

もし測定中にもう一度鳴らしたい場合は,到着目的地の一覧の画面で「済みを取り消す」を押すと, 鳴るようになります.


ピストンなどで同じ場所で何度も鳴らしたい場合
山旅ロガーGOLDのバージョン5.7では,この「済みを取り消す」をやらなくても,何度でも鳴らすに設定ができるようになりました.

これをオンにしておくと,一度鳴ったアラームを止めても,次にその場所に来たときにまた鳴ってくれます.
往復ルートで,同じ場所を2回以上通る場合などにご利用ください.